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元刑事が語る「泥棒の心理」(第1回)

元刑事が語る「泥棒の心理」(第1回)

泥棒と逆のことをする。それが「防犯」です。

「泥棒目線」からの家の防犯を3回のコラムで語っていきます。
元刑事の折元洋巳です。

あらゆる事件・犯罪の解決に携わってきましたが、住宅防犯に関していえば、犯罪者と直に接する時間が長かった留置場の看守時代の経験が大きかったといえます。

一日のほとんどの時間を犯罪者たちとともに過ごすうちに、彼らの心理や行動の手口がわかるようになり、そこから「犯罪者の行動と逆のことをすれば犯罪は防げる」のではないかという考えに至ったわけです。

そこで今回は、「空き巣に入りたくない家とは?」「狙いやすい家とは?」という泥棒の気持ちを6つの対策としてまとめてみました。

「泥棒心理」という普段とは逆の目線から家の防犯について考えてみると、今までにない新しい発見が見えてくるのではないでしょうか。

①隣近所より少し防犯レベルを上げるべし

侵入窃盗犯は歩きながら「どの家に盗みに入ろうかな〜」と物色しています。

そのときもっとも重要視するのは金持ちかということよりも入りやすい家かどうか。泥棒を生業にしている者にとってはリスクを冒して大金を狙うより、数日生活できる金額が手に入れば十分ですので、侵入しやすい防犯が手薄な家を選ぶのです。

ですから近所と比較し、家の防犯レベルをワンランク上げられれば「泥棒に選ばれない家」にすることができます。

②家の死角こそ対策済みをアピールすべし

玄関や大きな窓などばかり重点的に防犯対策をしているお宅が多いですが、泥棒がいちばんに狙うポイントは「死角」。

表から見ると一見きちんとしていても、裏側や庭の奥の防犯が手抜きだったり、掃除が行き届かずモノが雑然としている家は、泥棒に「隙アリ!」と見られ、餌食にされてしまいます。逆に死角まできれいに整頓され、防犯ステッカーを貼るなどきっちり対策を施している家には警戒して近寄りません。

③狙われやすい勝手口は2重ロックすべし

家の死角にある勝手口は侵入口になりやすい泥棒が好む場所
ですので、しっかり防犯対策したいもの。

補助錠の取り付けがもっとも安全ですが、勝手口は内側から
さえ開けばだいたい事足りますので、室内からしか開けない「かん
ぬき」を取り付けるのも有効です。

実際、5軒連なりで勝手口からの空き巣被害が発生した際、真ん中
だけ「かんぬき」のおかげで被害を免れました。安価で簡単に取り
付けられますのでおすすめです。


一般社団法人全国防犯啓蒙推進機構 理事長
折元 洋己

元刑事が語る「泥棒の心理」(第2回)へ続く

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