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城壁都市

城壁都市

 先日、立正大学の付属高校の生徒を対象にしたイベントが開かれた。ボクも、石橋湛山記念講堂で、犯罪学の模擬授業を行った。

 「犯罪は、犯行の動機があるだけでは起こりません。動機を抱えた人が、犯罪の機会、チャンスに出合ったときに初めて起こります。つまり、動機はなくせなくても、犯罪の機会を与えなければ、犯罪は防げるのです。犯罪学では、こうしたアプローチを『犯罪機会論』と呼んでいます。犯罪機会論のルーツは、街全体が壁に囲まれた『城壁都市』にあります」。

 ――とここまでは、会場はシーンとしていたが、「城壁都市は海外では当たり前ですが、日本では生まれませんでした。でも、みんなは城壁都市を見たことがありますよ」と言って、『進撃の巨人』をスクリーンに映したら、会場から「おお~」と、どよめきが起きた。生徒たちが身を乗り出してきたのが分かった。ほんと、いつも「つかみ」には気を使う。


立正大学教授(犯罪社会学)
小宮信夫

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